▲15日、市民団体が釜山東区の日本領事館前で過去の戦争侵略の歴史に対する日本の謝罪を促す共同記者会見を行っている。
日本の安倍総理が最近、ムン・ジェイン政府の韓日「慰安婦」合意新方針を受け入れないと明らかにした中、糾弾世論が沸き立っている。
釜山地域の複数の市民社会団体は日本領事館前で「日本と安倍総理は戦争犯罪を謝罪せずにこの土地にくるな」と抗議した。
積弊清算・社会大改革釜山運動本部、日帝強制徴用労働者像建設特別委員会、少女像を守る釜山市民行動は15日、釜山東区、日本領事館前で過去の戦争侵略歴史に対する日本の謝罪を促す共同記者会見を行った。
これに先立ち、安倍総理が去る12日、韓日「慰安婦」合意について「国家と国家の間の約束で(韓国政府の新方針は)絶対受け入れることはできない」と話し、すぐにこれに抗議するためだ。安倍総理は当時、記者らと会った席で「韓国側にもずっと履行を要求する」と強調した。
釜山市民社会は安倍総理の発言にいっせいに「戦争犯罪に反省がない国家ということがもう一度証明された」と糾弾した。
これらの団体は「安倍総理の妄言で『慰安婦』ハルモニの胸にはまた傷が、強制徴用朝鮮人労働者の恨はさらに深くなった」とし、「平昌オリンピック不参加を云々する狡猾な口を閉じよ」と声を高めた。
さらに進んで市民社会は戦争犯罪に対する謝罪なしでは平昌オリンピックに参加してはならないと口をそろえた。
最近、推進されている韓米日軍事同盟についても「慰安婦野合と共に韓日軍事情報保護協定を破棄しなければならない」と促した。
チャン・ソンファ少女像を守る釜山市民行動代表は「安倍総理が『慰安婦』問題と関連して話にもならない交渉しておいて傲慢な態度で妄言を吐き出している」と批判した。チャン代表は「日本は戦争犯罪に対する謝罪さえなく、
少女像と条例を作る時も内政干渉した」とし、「政府は12・28合意無効を直ちに宣言しなければならない」と話した。
キム・ジェハ積弊清算・社会大改革釜山運動本部常任代表もやはり「日本が以前、少女像建設で大使を召還したが私たちが損をしたことが何かあるか」と安倍総理の不参加発言は残念ではないと批判した。
キム代表は「かえって南北が手を握れば日本、米国の顔色を伺わずにすむ暮らしができる。だから(日本は来ずに)私たちはさらに多くの人が平昌オリンピックに行かなければならない」と話した。
このような声は強制徴用労働者像建設を推進している慶南でも続いている。民主労組慶南本部と韓国労総慶南本部などで構成された「日帝強制徴用労働者像慶南建設推進委員会」は去る12日、
「(安倍総理は)しっかり自身を振り返らなければならない」として「直ちに私たち民族に犯した罪を謝罪賠償からせよ」と厳しい忠告をした。
キム・ボソン記者
ソース:(韓国語) 日本領事館の前叫び「安倍は謝罪なしではこの土地にオジマ」
http://www.vop.co.kr/A00001243165.html