埼玉県は19日、県防災ヘリコプターで救助した山岳遭難者に対し、5万5000円の手数料納付を求める通知書を郵送した。
防災ヘリによる登山者の救助を有料化した全国初の条例が今月1日に施行されてから、最初の適用事例となった。
発表によると、事故は16日、群馬県境に近い小鹿野町の二子山(1166メートル)で発生。
下山中だった県内の60歳代男性が山頂近くで滑落して重傷を負い、同行していた3人が110番した。
県が午後4時6分に防災ヘリを出動させ、男性を救助。同5時4分に病院に搬送した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180120-OYT1T50023.html