うまい棒10000本! 小学校に41歳が寄贈、心温まるサプライズの理由は? 全校朝会で歓声、教材にも
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さいたま市在住の男性が先月下旬、駄菓子「うまい棒」1万本を小学校に寄贈しました。1本10円として10万円にもなりますが、なぜ、こんなに大量にプレゼントすることになったのでしょうか? 男性や校長に話を聞きました。
【画像】これがうまい棒10000本! 体育館の舞台に段ボール17箱が並び、幕が開いて登場する演出も
段ボール17個が
1月22日朝、東京都墨田区にある区立錦糸小学校で開かれた全校朝会。
体育館の舞台の緞帳(どんちょう)が開くと、積み上げられた段ボール17箱が現れ、全校児童約250人から「キャー」「すごい」といった歓声が上がりました。
段ボールには定番駄菓子「うまい棒」がぎっしり1万本。児童たちから見えるように並べられており、味も12種類が取りそろえられていました。
・コーンポタージュ
・シュガーラスク
・ピザ
・やきとり
・チーズ
・めんたい
・とんかつソース
・エビマヨネーズ
・サラミ
・チキンカレー
・たこ焼
・牛タン
これらを寄贈したのは、さいたま市在住で、区内に本社がある東武鉄道に勤務する桐生大輔さん(41)。
「子どもたちが喜んでくれて、本当によかったです」と振り返ります。
てっきりレストラン招待かと
なぜ1万本も寄贈することになったのか? 桐生さんは「実はこれ、墨田区が企画した動画コンテストの賞品なんです」と話します。
区が昨年実施した「すみだの魅力PR動画コンテスト」に、「太眉愛護団体」という名義で応募した桐生さん。
見事グランプリを受賞し、以下の4つのうちから賞品1つを選ぶことになりました。
・ブタの落としぶた100頭分
・消しゴム1000個
・うまい棒10000本
・東京スカイツリーの天望デッキ内にあるスカイレストラン634にグループで招待
4つの選択肢について、コンテストの事務局である墨田区の広報広聴担当者は、こう説明します。
「区内に本社があるなど墨田区ゆかりの会社の品々です。金額にして約10万円になるように選びましたが、きっと受賞者はレストラン招待を選ぶものと思っていました」