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ペンス米副大統領、対北圧力での韓米日の協力を強調
日本「対北制裁めぐる努力が無駄に」
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪朝を要請したことについて、米国は「憂慮」、日本は「反対」、中国は「歓迎」の立場をそれぞれ明らかにした。
米ホワイトハウスは10日(現地時間)「われわれは北朝鮮に対する統一した対応について、韓国側と緊密に連絡を取っている」とだけ表明した。
ペンス副大統領も平昌冬季五輪への出席を終えて帰国する飛行機内で「米国と韓国、日本は、(北朝鮮への圧力で)光の漏れる隙間もない」と述べた。
南北の交流よりも、従来通り北朝鮮への圧力での協力が重要だと強調したわけだ。ペンス副大統領はさらに「北朝鮮に核への欲望を放棄するよう圧力をかけるため、われわれがやるべきことを続けていく自信がある」と述べた。
日本政府の関係者らは11日、共同通信や毎日新聞などに対し「対北朝鮮制裁がようやく効果を上げ始めたときに、韓国が北朝鮮の対話攻勢に応じれば、これまでの努力が無駄になる」と述べた。
一方、中国国営の環球時報は同日の社説で「文大統領は米国を説得し、韓米合同軍事演習の規模と強度を引き下げるべきだ。そうすれば北朝鮮核問題の解決に光が見えるだろう」と主張した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/02/11/2018021101830.html