カナダのサスカチュワン大学生物学研究者のナッパ博士は
「鼻くそを食べると人の免疫機能は強化される」という仮説を立て、数年前から研究を進めている。
ナッパー博士は、「進化の観点からすると、私たちは非常に汚い環境のもとで進化しました。
そして人々が持っている身の回りを清潔に保ちたいという欲望は、本来は私たちにとって
有益ではないのかもしれません」と語る。そして鼻くそを食べるのは「自然の予防注射」
といえるのだとテレビのインタビューで語った。
驚くべきことに、ナッパ―博士と同じ説を唱える研究者は少なくないのだ。
ハーバード大学、そしてマサチューセッツ工科大学の研究者たちを含む多くの学者は、
鼻くそは良いバクテリアの塊なので、「子どもが鼻くそを食べるのを両親は汚いと
言ってやめさせるべきでない」と言う。そして、鼻くそを体内に取り込むことで呼吸器感染症、
胃潰瘍およびHIVに対しても防御できる可能性があるとも指摘するのだ。
またアメリカ微生物学会(American Society for Microbiology)の機関誌に掲載された論文によると、
鼻くそを食べることで歯に虫歯菌が付着するのを防ぐことができるともいう。
研究者たちは鼻くその利点を使って、合成練り歯磨きとチューインガムの開発に取り組んでいるという。
以下そ〜す
http://tocana.jp/2017/05/post_13187_entry.html