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禁錮2年4月実刑 島田の新東名多重事故、静岡地裁判決
3/21(水) 7:56配信
2017年8月、島田市の新東名高速道のトンネル内で大型トラックを運転中に多重事故を起こし、追突した大型バイクの運転者を死亡させたなどとして、
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた広島県府中町、会社員の男(52)の判決で、静岡地裁(杉田薫裁判官)は20日、禁錮2年4月(求刑懲役3年6月)の実刑を言い渡した。
杉田裁判官は、被告が走行中に携帯電話でツイッターの投稿に見入り、事故を起こしたと認定。
「過失の態様は甚だ悪質と言わざるを得ない。交通法規軽視の態度は強い非難に値する」と断じた。7人が死傷した被害結果の大きさも「見過ごすことはできない」と指摘した。
判決によると、被告は17年8月3日午前10時10分ごろ、新東名高速道上りの大草トンネルを走行中、携帯電話の画面に脇見して前方を注視せず、
渋滞で停止していた愛知県豊川市の会社員女性=当時(51)=の大型バイクや乗用車など計5台に衝突。女性を死亡させたほか、乗用車などの計6人に全治3〜14日間のけがを負わせた。