佐久の小2男児死亡事故・酒気帯びで運転の被告に懲役4年6か月を求刑
6/18(月) 19:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00330811-sbcv-l20 佐久市で今年2月、小学生の男の子が酒気帯び運転の車にはねられ、死亡した事件の裁判で、検察側は被告の男に懲役4年6か月を求刑しました。
道路交通法違反と過失運転致死の罪で起訴されているのは、佐久市甲の歯科医師・依田善永被告67歳です。
起訴状などによりますと、依田被告は2月22日の午後、市内で酒を飲んで乗用車を運転し、佐久市春日の県道で横断歩道を渡っていた小学2年生の竹花颯太くん8歳をはねて死亡させた罪に問われています。
きょうの公判で、検察側は「酔っているのを自覚しながら車を運転したのは明らかな上、常習性も顕著」などと指摘し、懲役4年6か月を求刑しました。
一方、弁護側は「免許の取り消し処分を受け謝罪の気持ちもある」などとして情状酌量を求めました。
意見陳述で颯太くんの母親は、「わき見運転にも関わらず、被告は『息子が飛び出してきた』と繰り返し、救護の措置も取らなかった。
同様の事故が起こらないよう可能な限りの処罰を科してほしい」涙ながらに訴えました。
判決は来月11日に言い渡されます。