警察官から拳銃を奪った元自衛官の尋常ではない行動が明らかになりました。交番を襲ったのは
アルバイト中に抜け出しての犯行でした。
警察より記者団に対して情報提供があり、死亡した2人の死因が発表されました。最初に交番で
襲われた稲泉健一警部補(46)は頭や腹などを30カ所以上刺されていて、死因は腹を刺されたこと
による出血性ショックとみられるということです。また、左のてのひらには拳銃で撃たれた傷が
あり、弾は貫通していました。一方、小学校の前で殺害された中村信一さん(68)の死因は拳銃
で頭を1発撃たれたことによる大脳くも膜下出血とみられています。弾は頬から後頭部にかけて頭
を貫通していたということです。また、島津慧大容疑者(21)が持っていた斧(おの)などの
刃物3本のほかに、現場に残されていた島津容疑者のリュックサックの中から全長50センチにも
及ぶ大きな刃物が見つかったほか、現場近くでは島津容疑者が持っていたとみられる血の付いた
タオルも押収したということです。事件前、島津容疑者はアルバイト先で何らかのトラブルを
起こしていたとみられていて、警察は、動機や足取りについて詳しく捜査を進める方針です。
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_society/articles/000130463.html