サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めた日本。1次リーグ最終戦のポーランド戦で
日本はフェアプレーポイントによる勝ち抜きに賭け、試合を半ば放棄した形となったことが世界的に批判、議論の対象となった。
中国でも日本代表の戦術は賛否両論となったが、中国メディアの快資訊はこのほど、日本はポーランド戦の終盤で試合を放棄したと指摘する一方、
格上ポーランドを相手に試合終盤までに見せた日本の戦いぶりは称賛されるべきであると伝え、「なぜ中国人は日本の美点を認め、称賛しようとしないのか」と問いかけている。
記事は、日本がポーランド戦の終盤で「消極的なプレー」に終始したのは確かに日本人の「何でも完璧を求め、細部まで手を抜かない国民性」
に合致しないように見えたと指摘。だが、それだけで日本サッカーの全てを否定すべきではないと伝え、コロンビア戦とセネガル戦、そして、ポーランド戦の試合終盤までの戦いぶりを見るべきだと論じた。
さらに、サッカー日本代表はFIFAランキング8位のポーランドを相手に非常に良い試合を展開したと指摘し、日本は何度もポーランドに脅威を
もたらしたと紹介。日本はアジアの国が世界の強豪国と戦うためにはどうすれば良いのかを明確に示したと伝え、これはアジア人にとっての希望でもあると論じた。
また記事は、中国がサッカーの分野で成長するうえで必要なのは日本の成功を認め、日本と中国の差を認識し、日本に積極的に学ぶことであると伝え、
「中国人は日本の美点を認め、称賛すべきである」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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