https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00000085-mai-soci
共立女子大(東京都千代田区)は4日、デザインから縫製、演出までを学生たちが手掛ける「浴衣スタイリングショー」を開いた。
家政学部被服学科の約20人が、自らデザインした浴衣に身を包んでモデルとなり「和装でもオシャレを楽しもう」と呼び掛けた。
地域連携・産学連携事業として実施されたショーは、今年で3回目。
今回は和装問屋が多く集まる日本橋堀留町・人形町(中央区)の活性化を目的に掲げ、初めて東京織物卸商業組合(同区、田中源治理事長)の全面バックアップを受けた。
学生らは事前に近くの神田明神(千代田区)を訪問。
神社の意匠などからイメージを膨らませて浴衣をデザインし、生地を裁断・縫合してそれぞれの個性を表現した。
絞り染めに挑戦した4年の富沢千夏さん(22)は「完成まで1年半かかった。気の遠くなるような作業だったが、皆さんに披露できてよかった」と喜んでいた。【加藤隆寛】