コンビニ輸送も緊急車両 要請待たず物資支援 政府(2018/07/10 11:50)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000131407.html
安倍総理大臣は西日本豪雨による生活物資の不足を解消するため、コンビニエンスストアなどへの輸送車両を「緊急車両」扱いにする方針を表明しました。
安倍総理大臣:「支援物資輸送や復旧作業を加速させるため、道路啓開に全力を挙げるとともに、コンビニ等への物資輸送車両を緊急車両扱いとするなどの措置を講じます」
また、安倍総理は水や食料、そして、クーラーや仮設トイレといった物資を自治体からの要請を待たずに送る「プッシュ型支援」を強化するため、今年度予算の予備費を活用する考えを表明しました。
そして、生活支援チームの会合も行われ、医療体制や仮設住宅の確保、ライフラインの復旧に全力を挙げる方針を確認しました。
国の支援「プッシュ型」とは 豪雨被害
https://www.fnn.jp/posts/00396060CX
通常は、例えば避難所などにエアコンを設置するには、国と自治体が、それぞれ費用分担の割合をどうするのか、撤去は誰がするのか、調整したうえで設置されるが、
その調整は後回しにして、とにかく先に設置することに重きを置くということ。
また、今回、新たにコンビニエンスストアなどに食料などの支援物資を搬送する車両が、緊急車両扱いになった。
これにより、道路が通行止めになった場合でも、工事車両や救急車などと同様に通行が可能となる見通し。
政府は、被災した自治体の復旧・復興にかかる費用の負担を負担を減らすため、今回の災害を激甚災害に指定する方針。
また、この指定は、過去には発生から3カ月かかるケースもあったが、今回からは、早ければ1週間で指定の見通しを公表する予定。
西日本豪雨は予算予備費など4200億円でまず対応、不足なら補正も=麻生財務相
https://jp.reuters.com/article/aso-idJPKBN1K0030
[東京 10日 ロイター] - 麻生太郎財務相は10日午前の閣議後会見で、西日本豪雨への財政措置について、
当初は2018年度予算で計上されている公共土木の災害対応予算700億円と予備費3500億円の計4200億円で対応すると述べた。
被害状況を踏まえ、予備費などで不足するのであれば、補正予算も考えることになるとの見通しを示した。