LAで電動キックスケーターが急拡大、乗り捨てOKに問題も・・・
アメリカ・ロサンゼルスで、ある乗り物を使った新しいサービスが急速に広がっています。
「最近、街のいたるところで、このような電動のキックスケーターを
見かけるようになりました。移動のカタチが大きく変わろうとしています」(記者)
ロサンゼルスの街中であちらこちらに置かれているのは、乗り捨てOKの電動キックスケーターです。
使い方はまず、スマートフォンのアプリで近くにあるキックスケーターを探し、
車体のQRコードをスキャンしてロックを解除します。運転免許証を持ち、
18歳以上なら誰でも利用可能で、最高時速は24キロ。
利用料金は基本の1ドルに加えて、1分ごとに15セントかかります。
原則、どこにでも乗り捨て可能で、アプリの終了ボタンを押せば、鍵がかかります。
「手軽だね。スマホを出してスキャンしてすぐ乗れるんだから」(利用者)
「ある意味、新しい移動手段だね」(利用者)
ロサンゼルスに本社を置く「BIRD」など、複数の企業が去年から始めた
このサービスは急拡大していて、今や全米20以上の州で利用可能です。
充電切れのキックスケーターは、アルバイトのスタッフがアプリで探して回収します。
「BIRD」の場合、充電して戻しておくと、1台あたり5ドルから20ドルもらえる仕組みです。
「ポケモンGOみたいなもんだよ。お金が稼げること以外はね」(回収アルバイト)
一方で、問題も山積みです。ほとんどの利用者が、着用を義務付けられている
ヘルメットをしていません。禁止されている歩道での走行も常態化しているほか、
放置されたキックスケーターが通行の妨げになっているとの批判も出ています。
「交通ルールを守らず、乗り物だという意識が欠けている人もいます」(ロサンゼルス市民)
複数の自治体がすでに規制に乗り出していて、今後、詳細なルール作りが進むものとみられます。(30日14:02)
ソースに動画
最終更新:7/30(月) 17:20 TBS系(JNN)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3433985.html