
柴山文科相「心配掛けた」=新閣僚、各派会合で発言−自民
自民党各派は内閣改造・自民党役員人事後初となる定例会合を東京都内で開き、新閣僚らから発言が相次いだ。
細田派の柴山昌彦文部科学相は自身の教育勅語をめぐる発言が波紋を呼んでいることについて「ご心配を掛けました」とあいさつ。
直後に下村博文事務総長が出席メンバーに対し、「ご心配なく」と述べ、問題は沈静化するとの見通しを示した。(2018/10/04-15:54)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018100400811&g=pol
関連
http://www.sankei.com/premium/news/181004/prm1810040009-n1.html
政府は平成29年3月の閣議では、教育勅語を「憲法や教育基本法に反しないような形で教材として用いることまでは否定されていない」とする答弁書を決定している。
また、現在は安倍政権を激しく批判している前川喜平元文科事務次官も、初等中等教育局長当時の26年4月の参院文教科学委員会でこう答弁している。
「教育勅語の中には今日でも通用するような内容も含まれており、これらの点に着目して活用することは考えられる」
当時の下村博文文科相も「教育勅語の内容そのものについては、今日でも通用する普遍的なものがある」と述べており、柴山氏の発言は従来の政府見解と特段異なるわけではない。