世界で最もプレイされているゲームといわれる「リーグ・オブ・レジェンド」は公式プロリーグが存在するほど大きなプレイヤーコミュニティを形成しています。
しかし、プレイヤーの中には、チートツールの使用やデータの改ざんなどといった不正行為を働く「チーター」も。
「リーグ・オブ・レジェンド」を開発したRiot Gamesの対チート班が、チーターをどうやって取り締まっているのかを公式ブログにまとめています。
Riot Gamesによると、不正行為には大まかに「スクリプティング」「ブースティング」「ボッティング」の3種類が存在します。
スクリプティングは、非公式の不正なツールを使用することでゲームの勝率をあげる不正行為。
ブースティングはスキルの高いプレイヤーが対価を受け取ってゲームプレイを代行するという不正行為です。
そしてボッティングは、「ボット」と呼ばれるプログラムでキャラクターを自動で操作して経験値を稼ぐというもの。
スクリプティングは、年々手口が巧妙になってはいるものの、比較的すぐに発見できるそうです。
Riot Gamesの対チート班は、過去3年間でスクリプティングを行った700万以上のアカウントを停止処分にしたと述べています。
そのうち500万のアカウントが中国人によるものとのこと。。
対チート班の調査によると、不正行為を行ったアカウントを積極的に停止処分にすることで、
着実にスクリプティングを行うチーターは減っており、スクリプティングを行うチーターの勝率も、
60〜65%前後だったのが50〜55%に落ち着いてきたそうです。
世界一プレイされているゲームではチーターは隔離され同士打ちすることになる
https://gigazine.net/news/20181025-catch-cheater-by-bots-fight/