<前橋初公判>暴走2人死傷、86歳「何も分からない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00000042-mai-soci 女子高生2人がはねられた事故現場=前橋市北代田町で2018年4月26日、菊池陽南子撮影
前橋市の県道で今年1月、通学中の女子高生2人が乗用車にはねられ1人が死亡、1人が重体となった事故で、
自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた近くに住む無職、川端清勝被告(86)の初公判が14日、前橋地裁(国井恒志裁判長)であった。川端被告は「朝、車を運転していた時のことは何も分からない」
「医者から運転をやめろとは聞いていない」などと起訴内容を否認した。
弁護側は「被告は前頭側頭型認知症で、運転を控える判断ができず、責任能力がなかった」と無罪を主張した。
起訴状などによると、川端被告は1月9日午前8時25分ごろ、北代田町の県道で、乗用車を運転中に意識障害となり、対向車線にはみ出し、時速約60〜65キロで約130メートルにわたって逆走した。
路側帯を自転車で通行していた当時高校1年生の太田さくらさん(16)と、当時高校3年生の女子生徒(18)をはね、太田さんを死亡させ、女子生徒に脳挫傷などの大けがをさせたとされる。【西銘研志郎、神内亜実】
前橋・女子高生2人はねた85歳、暴走のワケ 高齢社会に突きつけられた「認知機能」と「恋愛」
https://www.sankei.com/smp/premium/news/180202/prm1802020008-s3.html