コンビニエンスストア国内最大手のセブン−イレブン・ジャパン(東京、古屋一樹社長)の子会社、セブン−イレブン・沖縄(那覇市、久鍋研二社長)は30日、来年7月に沖縄に初出店すると発表した。
浦添市に建設中の米飯や総菜などの製造工場に加え、3日にはうるま市でデザート専用工場の建設に着工する。
日配のオリジナル商品を供給する体制を整え、最初は那覇市を中心に10店舗以上を一斉出店し、1年間で50店舗以上を目指す。
30日、うるま市川田のデザート専用工場建設予定地で地鎮祭があった。
久鍋社長は出店時期について「これまで2019年秋としてきたが、インフラが整ってきた。早期出店の強い要望が多く、若干前倒しすることになった」と説明した。
浦添の専用工場に共同配送センターを併設する計画も明らかにした。
デザート工場は、地上2階建ての鉄骨造り。敷地面積は2952・39平方メートル、延べ床面積は1898・89平方メートル。
熊本県でセブン−イレブンの専用工場を運営しているフリジポート(東京、宮島和生社長)が運営する。
久鍋社長は出店規模について「最初は10店規模。
5年で250店舗の出店計画で、毎年50店となるが、要望が強いのでかなり前倒しする予定」と語った。
初出店エリアは「那覇を中心に計画しているが、工場ができるうるま市も含め短期間で全域に出したい」と説明。
1号店の一つは、同市松山の国道58号沿いに建設中のビルに事務所とともに入居するとみられる。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/352978