慰安婦財団の解散手続き開始＝存命は２５人に−韓国
https://www.jiji.com/amp/article?k=2018121400525&;g=pol
韓国女性家族省当局者は１４日、日韓政府間合意に基づき元慰安婦らの支援事業を行っていた「和解・癒やし財団」の解散手続きを開始したことを明らかにした。
韓国政府は１１月２１日、「財団の解散を進め、事業を終了することを決定した」と発表。
実際の手続きに着手したことで、合意の着実な履行を求めている日本政府はさらに反発を強めそうだ。
女性家族省当局者によると、現在、第１段階として財団の理事ら関係者から意見を聴取する「聴聞」を進めており、今後、その結果を総合的に判断し、
財団法人の許可取り消しを正式に決定する。さらに、財団の清算人選定や残余財産の処分などがあり、「清算手続き完了には６カ月から１年程度かかる」という。
一方、同省によれば、慰安婦だった韓国人のイ・グィニョさん（９２）が１４日、入院先の病院で死去した。
これで、韓国政府に登録されている存命中の元慰安婦は２５人になった。
