
東京・原宿の竹下通りで1月1日未明、自称・21歳の男が運転する軽自動車が暴走し、8人が重軽傷を負った事件で、車から灯油のポリタンクが見つかったことがわかりました。
1日午前0時過ぎ、東京・JR原宿駅前の竹下通りで、軽自動車がおよそ130メートルにわたって逆走し、
歩行者が次々とはねられました。このうち大学生の男性1人(19)が意識不明の重体となるなど、19歳から51歳の男性8人が重軽傷を負いました。
「(Q.どんな様子?)頭から血流してて。何人かいましたね、運ばれていく人」(事件を目撃した人)
「(Q.何人ぐらいいた?)自分たちが見たのは2人」(事件を目撃した人)
車を運転していたのは、住所・職業不詳の自称・日下部和博容疑者(21)で、殺人未遂の疑いで逮捕されました。取り調べに対して容疑を認め、
「死刑制度に対する報復でやった」と供述しているということです。
日下部容疑者は12月31日昼すぎに大阪からレンタカーで東京に来ましたが、その後の警視庁への取材で、車の後部座席から灯油入りのポリタンクが見つかったことがわかりました。
蓋が開いた100リットルのポリタンクに灯油が20リットルほど入っていて、ほかに高圧洗浄機も見つかったということです。また、日下部容疑者の体からは灯油の臭いがして、
「灯油で車ごと燃やそうと思った」と供述していることも新たにわかり、警視庁はさらに詳しく調べています。(01日17:10)https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190101-00000025-jnn-soci