石垣海上保安部は7日、日本の排他的経済水域(EEZ)で停船命令に応じず逃走したとして、漁業主権法違反(立ち入り検査忌避)の疑いで中国漁船の船長楊性岳(ヤン・シンユエ)容疑者(51)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は7日午前、波照間島灯台(竹富町)から南東に300`超離れたEEZで、巡視船の停船命令を拒否して逃げ続けた疑い。
石垣海保によると、中国漁船は命令に応じず、約6時間にわたり逃走。
巡視船3隻で挟み込んだり、放水したりして停止させた。
楊容疑者を含めて10人が乗っていた。石垣海保は、漁船が日本のEEZに入り込んだ目的などを調べている。
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