
熊本市内の倉庫に手りゅう弾3個を隠し持っていたとして、暴力団員の男2人が爆発物取締罰則違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも熊本市北区に住む指定暴力団・道仁会系の幹部、松村光格容疑者(66)と組員の津田飛翔容疑者(30)です。
警察によりますと、2人は先月、松村容疑者が管理する熊本市北区の倉庫に手りゅう弾3個を隠し持っていたとして、爆発物取締罰則違反の疑いがもたれています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、3個の手りゅう弾はそれぞれ長さがおよそ7センチから9センチ、直径がおよそ5センチから6センチの円筒形で、いずれも爆薬が入っていましたが、起爆装
置である信管は抜かれた状態で保管されていたということです。
警察が別の事件の捜査で倉庫を調べたところ、金庫の中から見つかったということで、今月に入り専門の施設で検証を行った結果、信管を取りつけるといずれも爆発することが確
認されたということです。
警察は、手りゅう弾を所持していた目的や入手ルートについて捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190222/5000004595.html