交渉総責任者の統一戦線部長も?
ベトナム・ハノイで行われた2回目の米朝首脳会談が決裂したことについて、事前の実務交渉を担当した金赫哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会対米特別代表と
金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線部統一策略室長だけでなく、首脳会談時に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の通訳を務めたシン・ヘヨン通訳官も北朝鮮で
問責されていたことが5日、分かった。
米朝交渉に詳しい複数の外交消息筋は「北朝鮮はハノイ会談を振り返った後、交渉実務者の問責を実施した。ハノイで金正恩委員長の到着前まで米国側と実務交渉を
行った金赫哲特別代表と金聖恵室長、『1号通訳』(金委員長の通訳)としてデビューしたシン・ヘヨン通訳官などを問責した」と語った。
金赫哲特別代表と金聖恵室長が問責されたのは米国側の意向をきちんと把握できていないまま交渉状況報告をしたためだという。
シン・ヘヨン通訳官はハノイ会談時に金正恩委員長とトランプ米大統領のやり取りの通訳ミスで問責されたとのことだ。
これら3人のうち、米朝非核化交渉の北朝鮮側実務代表である金赫哲特別代表は当初、北朝鮮内で「重大な責任がある」と取りざたされたが、
対外的な面などを考慮して元の所属機関である外務省にひとまず復帰することになったという。
(以下略)
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2019040680015