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酒を飲みながらタクシーを運転し、事故を起こして男性にけがをさせたとして、運転手の男が警視庁に逮捕されました。「焼酎をトマトジュースで割って飲んだ」と供述しているということです。
危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは埼玉県川口市のタクシー運転手、要害義之容疑者(55)です。
要害容疑者は24日午前9時ごろ、酒を飲んでタクシーを運転し、東京・港区虎ノ門の路上で2台の車に相次いで衝突する事故を起こした疑いが持たれています。
衝突された車が近くにいた50代の男性にぶつかり、男性は全治2週間のけがをしました。
警視庁によると、要害容疑者は乗務前の飲酒検査では問題がありませんでしたが、事故の後、基準値の4倍程度のアルコールが検出されました。
タクシーの中からは焼酎とみられるアルコールとトマトジュースが入ったペットボトルが見つかったということです。
「先週もアルコールチェックに引っかかって仕事できない日があったんで、様子おかしいなって思ってた」(要害容疑者の同僚)
取り調べに対し、要害容疑者は「焼酎300ミリリットルをトマトジュースで割って飲んだ」「家族に酒を止められていたので隠れて飲んでいた」と供述しているということです。(26日11:07)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190426-00000037-jnn-soci