御堂筋暴走の男に有罪判決、大阪
地裁差し戻し審
大阪市の御堂筋で2014年、糖尿病の低血糖症による意識低下状態で乗用車を運転して衝突、3人に重軽傷を負わせたとして
自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの罪に問われた宮谷則幸被告(70)の差し戻し審で大阪地裁(野口卓志裁判長)は22日、
禁錮1年6月、執行猶予3年(求刑禁錮1年6月)の判決を言い渡した。
判決理由で野口裁判長は、カルテや医師の証言から被告は普段から血糖値を低く保つ傾向があり、
運転中に血糖値が急激に下がった原因を「追加でインスリンを注射したと推認できる」と指摘。
「低血糖に陥る可能性を予見しながら漫然と運転した」とし、過失があったと判断した。
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