娘の死を、政治の道具にしてほしくない… 遺骨を抱えホテルを転々 父の悲痛な叫び
沖縄県北谷町のアパートで米海軍兵の3等兵曹(32)が住人の日本人女性(44)を殺害後に自殺したとみられる事件から20日で1週間。
被害女性の父親(74)は「遺族がどれほどの悲しみの中にいるか、話さなければ伝わらない。この痛みに触れてほしい」と、本紙に思いを寄せた。
娘の死を、政治の道具にしてほしくはない。国の問題でなく、人と人の問題だと思うから。
「これから孫たちの心のケアをどうすればいいのか。遺された私たちが悲しみに打ちひしがれているこの現実を、ただ知ってほしい」
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/411201 ↓
4月に北谷町桑江で起きた米海軍兵による女性殺害事件を受け、市民団体や地域の有志による「緊急追悼・抗議集会」が2日午後、同町のちゃたんニライセンター・カナイホールで始まった。
被害女性への哀悼の意を込め、「黒」を身にまとった県民が参加し、繰り返される米兵による事件事故に抗議を示した。
参加者らは冒頭で1分間の黙祷を捧げた。
開会のあいさつで県議会議員の瑞慶覧功さんが「事件後も、米兵による事件事故は相次いでいる。日米両政府へ我らの怒りをぶつけよう」と力強く呼び掛けた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-929153.html