1時間待っても飲みたい! 韓国で今、黒糖ドリンクが人気
「アトラクションに乗るため待っているみたい!」。5月25日午後3時、ソウル市麻浦区の弘益大学近くにある黒糖バブルティー専門店前。
並んで待っている人たちの間から出た言葉に、笑いが起こった。この日、ソウルの最高気温は29−30度を記録したが、1時間待っても黒糖バブルティーを購入しようという人たちでにぎわっていた。
写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」で人気を集めている、いわゆる「インサテム(インサイダーアイテムの略)」を手にした人たちは、
片手を45度振り上げ、ドリンクの写真を撮るのに夢中だった。およそ10坪ほどの店内から始まった列は、店の外にも伸び、30−40メートルほどに達していた。
大邱市からやって来たという会社員のアン・ハヨンさん(26)は「ソウルに遊びに来るたびに、気になっていた店を1軒ずつ訪ねている」と語った。
アン・ハヨンさんは黒糖ドリンクの魅力として「特有の甘み」を挙げた。「黒糖シロップは、学生時代に学校で買って食べていたカルメ焼きの味に似ている気がする。昔懐かしの味というか」。
一緒に来ていたボーイフレンドのキム・ウォンジュンさん(28)は「購入したらすぐに写真を撮ってインスタグラムにアップするつもり」と言って笑った。
◆見た目もよく写真映えもする極限の甘み
http://life.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/03/2019060380030.html