北朝鮮がコレラ感染の豚をソーセージにして安値で販売 急拡大の恐れも
http://news.livedoor.com/article/detail/16570096/;
平安南道の消息筋は、RFAの取材に対し「平城や順川の市場で売られているブタ肉のハムやソーセージのばら売り価格が、1個当たり6000ウォンから4000ウォン以下に暴落した。
国営牧場が伝染病にかかったブタを、ソーセージを生産する外貨稼ぎ会社に安く引き渡しているからだ」と語った。
さらに「個人業者らは伝染病で死んだブタの肉を安値で買い入れ、『100度以上の高熱で処理して加工したソーセージやハムは、
健康な人なら食べても病気にかからない』と主張してソーセージを市場に卸している」という証言もあった。
別の消息筋も「市場(チャンマダン)の商人たちは、衛生防疫所が発給するブタ肉の検疫証をカネで買い入れ、伝染病で死んだブタの肉に付けて堂々と売っている」と語った。
ASFにかかったブタの埋却処分がきちんと行われておらず、逆に堂々と流通までしている、というのだ。
専門家らは、こうした報道について「事実である場合は極めて危険」と指摘した。ASFの場合、ウイルスの生命力が極めて強い、
このため感染したブタをソーセージに加工したり、このソーセージをほかのブタの飼料として利用したりする過程で、ASFがさらに広がりかねないという。
北朝鮮出身の畜産専門家であるチョ・チュンヒ「グッド・ファーマーズ」研究委員は「報道内容の真偽は分からないが、事実であれば最悪の対応。
ASFウイルスは、冷凍状態では数年から数十年も生き残ることができる。
しかも北朝鮮の場合、残飯を餌としてブタに与えることが一般化しており、急速に拡大しかねない」と語った。