【バンコク共同】フィリピンのドゥテルテ大統領が、タイの首都バンコクで23日に開かれた東南アジア諸国連合
(ASEAN)首脳会議で、南シナ海での信頼を損ねる行動に「重大な懸念」を表明したことが24日、分かった。
フィリピン大統領府が明らかにした。
中国との名指しは避けたもようだが、ドゥテルテ氏は最近、中国の海洋進出に不満をあらわにしており、
中国を念頭にしたとみられる。経済協力と引き換えに中国寄りの態度を取ってきたドゥテルテ氏が、
ASEAN会合で南シナ海問題に憂慮を示すのは異例だ。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019062401002093.html