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2019年5月28日、韓国・ハンギョレ新聞によると、中国に搬出されて物議を醸していた
百済時代の仏像が日本に戻ったことが分かった。
同像は7世紀・百済で作られたといわれる金銅観音菩薩立像。記事は
「1907年に忠清南道である農夫により発見され、日本植民地時代に日本人が搬出した後に
行方が分からなくなっていたが、約2年前に発見された」と説明している。
記事によると、同像は昨年、韓国政府が日本の所有者との返還交渉を推進するも決裂していた。
今月初めには中国の上海博物館へ展示・研究用に持ち出され、
「中国が高額で購入した場合、韓国への還収交渉が困難になり得る」と憂慮されていた。
それが再び日本に戻ったという。
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20190529030/