マレーシアのマハティール首相は15日、首都クアラルンプール近郊で記者会見し、中国国有企業、
中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下のパイプライン建設企業の銀行口座にあった10億リンギット
(約260億円)を同日までに差し押さえたと明らかにした。
パイプライン建設事業のために既に支払った事業費の一部。シンガポールの地元紙
ストレーツ・タイムズによると、事業はマレーシアのナジブ前政権が2016年に発注。
CNPC傘下企業が計94億1千万リンギットで受注した。しかし、マハティール氏が昨年5月の
政権交代で就任後、事業の中止を表明した。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/190716/wor1907160003-n1.html