ファーストトラック対峙以降悪化の一途を歩いていた与野党と青瓦台が日本の経済報復措置に対抗し、
超党派的共同戦線を形成する態勢だ。特に最近の内外の悪材料でリーダーシップの危機に置かれた
自由韓国党ファン・ギョアン代表は15日、ムン・ジェイン大統領に事実上5党代表まで含まれている
与野党・代表会合を電撃提案し、日本経済報復対応の前面に出た。
ファン代表はこの日の記者会見で、「実質的な議論が可能であれば大乗的次元でどのような協議も対応する」と強調した。
これまで1対1の会合だけに固守したことから、事実上5党代表まで含まれた大統領との会合を収容する側に回ったものである。
これは去る10日、共に民主党イ・ヘチャン代表が大統領と5党代表会合を提案したから5日目だ。
国家的危機の前で現危機打開を先制的に主導する意味と解釈される。
彼はそれとともにムン大統領に向かって、国会代表団の訪日、国会レベルの「訪米代表団」の推進なども提案した。
これは国家的危機状況で超党派的な協力を引き出す姿を見せる場合、第1野党の存在感を誇示して、
リーダーシップなどのイメージ改善にも肯定的な影響を与えるだろうという戦略から始まったとみられる。
ファン代表はこの日の会見で、「国家的危機に過去を取り出して問い詰めたくはない」と政府の対応への
直接批判は控える姿も見られた。彼は記者会見の直後開かれた最高委員会でも
「何らかの政治的な計算や目的を持って、今回の大統領との会談を提案したわけではない」と強調した。
ファン代表は、すべての形態の会合に応じるとしただけにムン大統領と与野党代表間会合は、
1年4ヶ月ぶりに実現する可能性が高いと思われる。
ムン大統領と与野党の代表は、昨年11月にムン大統領の国会施政演説に先立つ事前歓談など、
様々なイベントで短く会ったことはあるが、特定の議題において意味のある会合をしたのは、昨年3月が最後だった。
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