スマートフォンの販売で世界シェアトップの韓国のサムスン電子は、AR=拡張現実と呼ばれる技術を強化した新しいスマートフォンを発表しました。
日本政府が半導体の原材料などの輸出管理を強化する中、今後の業績の推移が注目されています。
スマートフォンで世界最大手のサムスン電子が7日にニューヨークで発表した新機種「ギャラクシー・ノート10」は、付属のペンで書き込んだ手書きの文字を
キーボードで打ち込んだように変換することができたり、ペンのリモコン機能を使って本体のカメラをズームさせたりすることができます。
また、カメラで写した人や物にペンで自由に書き込みができるなど、AR=拡張現実と呼ばれる技術を使った機能を強化しています。
スマートフォンの販売で世界シェア2位のアップルも、ことし秋に新商品を発表するとみられ、各社のシェア争いが一段と激しくなりそうです。
サムスン電子をめぐっては、日本政府が韓国への半導体の原材料などの輸出管理を強化する中、今後の業績の推移が注目されています。
サムスン電子ジャパンの広報担当者は「製品への影響は今のところない。ユーザーには安心して使ってもらいたい」と話していました。
サムスンの新しいスマートフォンは、アメリカでは今月下旬に発売されますが、日本での発売は未定だということです。
(以下略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190808/k10012027251000.html