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英大学生、小型機から謎の転落死 自分の意思で飛び降りか マダガスカル
https://www.cnn.co.jp/world/35141053.html
アフリカ東部のマダガスカルで、飛行中の小型機から転落して死亡した英国人女性の遺体が発見された。
地元警察が7日に明らかにした。警察は、女性が自分の意思で飛び降りたのかどうかについて調べている。
死亡したのはケンブリッジ大学の学生アラナ・カットランドさん(19)。
7月25日にマダガスカル北西部のアンジャジャビ地域上空を飛行していた小型機から転落した。
地元警察によると、カットランドさんの遺体は地元住民や治安当局が6日に発見した。
警察は、カットランドさんが小型機から転落した経緯について調べているが、
もう1人の乗客がカットランドさんを助けようとしていたとの情報があると話している。
捜査関係者によれば、小型機にはパイロットのほかにもう1人の英国人女性が乗客として搭乗しており、
捜査当局はこの2人から事情を聴いた。
それによると、カットランドさんは離陸後5〜6分たったところでシートベルトを外してドアを開いた。
もう1人の乗客はカットランドさんの脚をつかんで2分ほどもちこたえ、
ドアが開いたことで異変に気付いたパイロットは操縦しながらドアを閉めようとした。
しかしカットランドさんの身体がはさまってドアを閉めることはできなかった。
そこでパイロットもカットランドさんを押さえようとして、同機は危険な状態での飛行になった。
しかしパイロットももう1人の乗客もそれ以上持ちこたえることができなくなり、カットランドさんは落下した。
カットランドさんは飛行中ずっと無言で、転落する際も悲鳴を上げなかったという。
英外務省は7日、死亡したカットランドさんが英国人だったことを確認し、マダガスカル政府や警察と連絡を取っていることを明らかにした。