北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会(祖平統)は8月16日、文在寅大統領の光復節祝辞を非難する報道官談話を出し、
「私たちは、南朝鮮当局者とこれ以上話すこともなく、再び向かい合う考えもない」と述べた。
祖国平和統一委員会の関係者は、この日の談話で「南朝鮮当局が今回の合同軍事演習が終わった後に何も考えずに
季節が変わるように自然に対話局面が訪れると妄想・妄言し、今後の朝米対話で漁夫の利を得ようと首を長くして喜んでいるが、
そんな不十分な未練は事前に断った方が良い」と述べたと朝鮮中央通信が伝えた。
また「歴史的な板門店宣言の履行が膠着状態に陥り北南対話の動力が失われたことは、全面的に南朝鮮当局者の恣行産物であり、
自業自得にすぎない」と強調した。
こうした主張は文在寅大統領が15日の光復節記念演説で北米、南北対話の膠着と関連し
「不可能な点があっても対話の場を壊したり壁を張り対話を難しくすることは決して望ましくない。この峠を越えたら韓半島の
非核化が近付き南北関係も大きく進展するだろう」と述べたことに対する反応と読める。
またそれだけでなく南北統一について「遅くとも2045年には平和と統一で一つになった国になる。
我々が日本を乗り越える道で日本を東アジアの協力の秩序に導く」と発言し、これにも反応しているようだ。
どうやら文在寅大統領の一方的な暴走で、北朝鮮からしてみたら「何勝手なことを言ってるんだ」と思っているようだ。
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