>>73 アメリカは自分が利用価値があると思った国には気前よく援助して、経済成長するように助けてくれます。
例えば日本は明治維新後にイギリスのお気に入りになり、日進日露戦争で勝利したところでお払い箱になった。
日本はイギリスに忠実な国として利用価値があったのに、強くなった上に歯向かうようになったので日英同盟は解消されました。
戦後日本は米ソ冷戦でアメリカ側に(むりやり)参加する幸運を得て、特別待遇で経済成長しました。
無料でアメリカ軍に守ってもらった上、生産した自動車などはアメリカが買い取ったので、あっという間に大国に復活した。
だが大国になった日本はアメリカに逆らい始めたので、アメリカは日本を冷遇して中国を優遇した。
これがジャパンバッシングと米中接近で、中国は日本と入れ替わって世界第二位の大国になった。
だが中国も大国となってアメリカを倒すなどと言い始めたので、そこでお役御免となりまた日本の順番が回ってきた。
最近安倍首相とトランプが親密なのはそういう理由で、安倍首相の外交手腕やゴルフ外交とは関係ない。
アメリカは商人の国なので、利用できる間は親しくし、利用価値が無くなったり主人に歯向かうようになったら切り捨てます。
国力が小さい内は優遇してもらえるが、国力が対米6割に達すると「太り過ぎた豚」になってしまう。
するとそろそろ食べごろだなと思い、相手の資産を奪って自分の資産にする手段を考えます。
日本の現在のGDPは対米3割以下まで減り、中国は対米6割超えなので、ちょうどアメリカにとって日本は「使える国」になったのです。
おそらく日本の国力が回復して対米6割に達したら、またジャパンバッシングを始めるでしょう。
日本のGDPが中国より低い間は、ソ連が日本より大きかった時代のように、日本の脅威は目立たない。