兵庫県佐用町の中国自動車道で6月20日、タンクローリーの運転手が、乗用車の男に停車させられた後、暴行され、タンクローリーを奪われた事件で、
兵庫県警は、岡山県津山市の無職男(37)(別の傷害事件で起訴)が関与したとして、強盗致傷容疑などで逮捕状を取った。近く逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、男は山本康仁被告。山本被告は午前1時頃、中国道上り線の佐用インターチェンジ付近で乗用車を運転中、
男性会社員(51)運転のタンクローリーの前に割り込んで停車させ、車から降りて棒のようなもので男性を殴打。けがを負わせたうえ、タンクローリーに乗って逃走した疑いがもたれている。
タンクローリーは現場の東約7キロのトンネル内で乗り捨てられているのが見つかった。
山本被告は、付近で停車した大型トラックに無理やり乗り込み、運転手に暴行するなどして大阪府吹田市まで逃走したとみられる。
山本被告は6月20日午前3時45分頃、同市の路上で、通行人の顔を数回殴り、2か月のけがを負わせたとして逮捕され、大阪地検に傷害罪で起訴された。
兵庫県警は、トラック強奪についても強盗致傷容疑で調べる方針。
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