>>1 NHKソース
韓国特使 二階幹事長と19日に会談
2019年8月20日 18時53分
韓国の国会議長の特使が19日、大阪で自民党の二階幹事長などと5時間半余り会談したと明らかにし、二階幹事長からは、双方の交流を促進する必要があるという指摘があったとしています。
ただ、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題や輸出管理の強化について、どのような意見が交わされたのかには触れませんでした。
これはキム・デジュン(金大中)元大統領の側近を務めた無所属の国会議員、パク・チウォン(朴智元)氏が20日、記者団に対し明らかにしたものです。
それによりますとパク議員は19日、ムン・ヒサン(文喜相)国会議長の特使として、大阪のホテルで、自民党の二階幹事長や林幹事長代理などと5時間半余り会談し、幅広く意見を交わしたということです。
パク議員はムン・ジェイン(文在寅)大統領が日本政府に対話と協力を呼びかけた今月15日の演説について「二階幹事長は内容を十分に知っていた。演説への言及はなかったが、日本側で肯定的に評価されているのではないかと感じた」と述べました。
また、二階幹事長からは日韓のあいだで国会議員や民間レベルの交流を促進する必要があるという指摘があったとしていて、ムン政権から求められれば、詳しいやり取りを報告する考えを示しました。
ただ太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題や輸出管理の強化をめぐって、どのような意見が交わされたのかには触れませんでした。