趙世暎外交部第1次官が28日、ハリー・ハリス駐韓米国大使をソウル都染洞の庁舎に呼び、GSOMIA終了に関する米国政府の公開的な不満表出発言を「自制してくれ」と要請した。
外交部はこの日、ハリス大使との出会いが面談形式であったと説明したが、外交関係者の間では、韓国政府が事実上、米国大使を招致したのではないかという見方が出ている。
外交部がハリス大使を呼んでこのような立場を明らかにしたのは、ジーソミアをめぐる韓米間の意見の相違が増幅されていることによるものと思われる。
実際、この日、日本経済新聞の報道によると、ランドール・シュライバー米国防総省のインド太平洋安全保障次官補は、韓国政府に大使、「再考を望む」とし、ジーソミア撤回を促した。
また、27日（現地時間）AFP通信は、匿名を要求した米当局者が、「ジーソミアが維持される11月22日までに、米国は、韓国が考えを変えることを願うだろう」と明らかにしたと報じた。
米国は、特に外交的に韓日両国の敏感な問題である韓国軍の独島防衛訓練まで批判した。
一方、韓日外交当局は29日、ジーソミア終了と日本の輸出規制措置など懸案を議論するために、ソウルで局長級協議を進めている。
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