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鳥取県の米子空港を発着するソウル便の利用者が日韓関係悪化の影響で大幅に減っていることから、
運航する会社は期間限定でこの路線が「乗り放題」となるチケットの販売を10日から始め、
日本人の利用促進に結び付けたい考えです。
米子空港を発着するソウル便は、日韓関係悪化の影響で先月、韓国からの利用者が去年の
同じ時期と比べると大幅に減った一方、日本人の利用者は去年とほぼ変わっていません。
こうした状況を受け、米子・ソウル便を運航する「エアソウル」は、日本人には一定のニーズはあるとして
利用促進を図ろうと、今月15日から1か月間の期間限定で、米子発の便であれば復路も含め
「乗り放題」となるチケットの販売を10日から始めました。
チケットは、運航会社や鳥取県などでつくる利用促進の協議会が運営するファンクラブの会員限定で、
1枚1万5000円で10枚販売する予定だということです。また、申し込みの際、搭乗を希望する便を
すべて明記することが条件で、申し込みが多い場合は抽せんになるということです。
エアソウル米子支店は「日本人観光客にソウル便の利便性を体験してもらうとともに、
韓国を訪れてもらい、悪いイメージを取り払うきっかけにしたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190910/k10012073581000.html