22日未明、韓国ソウルの日本人観光客にも人気の商業地区トンデムン(東大門)市場で火災があり、2人が病院に運ばれました。
これまでのところ日本人の被害はないということです。
現地消防によりますと、22日午前零時40分ごろ、韓国ソウル中心部の繁華街、トンデムン市場にある衣料品店が入った6階建てのビルから火が出ていると通報がありました。
消防車など51台が消火活動にあたり、火はおよそ1時間後にほぼ消し止められましたが、周囲に煙が立ちこめたため近くにいた人たちが避難するなど、辺りは一時騒然となりました。
この火災で女性2人が煙を吸い込んで病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
火災の発生当時、建物内の店舗は営業しておらず、日本の外務省によりますとこれまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報は寄せられていないということです。
トンデムン市場は日用品や衣料品などさまざまな専門の商店が深夜まで営業している商業地区で、昼夜を問わずショッピングを楽しむことができることから日本人観光客も多く訪れる人気スポットです。
警察と消防は3階の店舗から出火したとみて、火事の原因について詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190922/k10012094091000.html