時折、アタリがあるものの、ヒットまでには至らない。2時間粘って見切りをつけ、土砂を取り除いた浚渫(しゅんせつ)痕を攻める事にした。下物、浜大津沖、2〜6メートル以上の急激に落ち込むポイントを魚探で探し、ダウンショットで探る。
深場から2〜3メートル辺りまで駆け上がってくる途中、アタリが集中する。まだ、釣っていないのでとにかく釣りたい一心で針を小さくし、メバル用のグラブを取り付け、ダウンショットで攻める。
すると待望のヒット。30センチと小さいがまずは安堵(あんど)。その後もアタリが続き、ポツポツと10匹以上釣れ続けた。20〜30センチであれば数は釣れるのだが、大きいサイズを狙うには、それより深いポイントが正解なのだろう。
京都市の金山功二さんはダウンショットで忍耐強く攻めて42センチをゲット。奈良県の芳本正博さんはノーシンカーで41センチ。信念がなければこの日は難しかった。ただ、水温の低下とともにこれからは数だけでなく、サイズアップも見込めそうだ。
今の琵琶湖は魚探がある方が圧倒的に有利。
今回、お世話になったランカーハウスは、免許不要で魚探も付いている2馬力船が用意されているので湖底を把握しながら自信を持って攻める事が出来る。これから天候のいい土日はすぐに予約が埋まるのでお早めに。
問い合わせはランカーハウス=滋賀県大津市際川3の30の16、電話077(524)5125。ボートレンタルは電話090(3357)5125。