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サムスンが韓国・文政権の“反日”政策に逆行! 営業利益半減、副会長収監の可能性でなりふり構わず日本に急接近?
10/12(土) 16:56配信 夕刊フジ
韓国経済はお先真っ暗だ。同国最大の企業、サムスン電子の7〜9月期の営業利益が半減、創業家の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長(51)が収監さ
れる可能性が高くなった。窮地のサムスンは、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「反日」政策と逆行するように
日本との距離を縮めようとしている。もとより、日本のノーベル化学賞で話題の「リチウムイオン電池」なしでは
電子機器は立ちゆかないのが現実だ。
「李在鎔サムスン副会長らに感謝する」
文大統領は10日、忠清南道(チュンチョンナムド)にあるサムスンディスプレーの工場を訪問し、
次世代ディスプレーへの投資計画を発表した李副会長と握手をかわした。文大統領が公の場で李副会長への感謝の
言葉を述べたのは初めてと韓国メディアに報じられている。
経済が低迷するなか、文政権としては、経済の牽引(けんいん)役であるサムスンとの良好な関係を
アピールしたいという狙いもうかがえた。
ただ、問題はそれほど単純ではない。左派色が強い文政権は、財閥企業を創業家が牛耳る構造を改革しようと
いうのが基本スタンスだ。
そして李副会長は、文大統領の仇敵だった朴槿恵(パク・クネ)前大統領(67)に対する贈賄罪などに
問われている被告の立場だ。
韓国最高裁は8月、懲役2年6月、執行猶予4年とした二審判決を破棄、審理を差し戻した。
差し戻し審は今月25日から始まるが、より巨額の賄賂が認定されて実刑となるとの観測が強い。
李氏は副会長を続けるものの取締役については退任する見通しだ。
韓国経済に詳しい元週刊東洋経済編集長の勝又壽良氏は、「李副会長が実刑判決を受けて収監されると、
サムスンにとっては痛手となるだろう。創業家の副会長が最終的な意思決定をするという構造を変えるのは
難しいのではないか。財閥は憎いが、財閥を痛めつけると経済が悪化するというのが文政権の根本的な矛盾点だ」と指摘する。
財閥改革と並ぶ文政権のもう一つの行動原理が言わずと知れた「反日」だ。文政権下で日韓関係は取り返しの
つかないところまで悪化したが、李副会長は逆に日本との距離を縮めている。
日本政府がフッ化水素など半導体製造関連素材の輸出管理強化を発表した7月にも李副会長は訪日し、
日本の財界関係者や金融機関を訪ねたとされる。
9月20日には東京で開かれたラグビー・ワールドカップ(W杯)の開幕式に参加した。聯合ニュースは、
大会組織委員会会長の御手洗冨士夫キヤノン会長が李副会長を招いたと報じた。
以下ソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00000010-ykf-int