
TOKYO, Oct 15, 2019 – ( JCN Newswire ) – 当社が国際体操連盟(本部:スイス ローザンヌ、会長:渡辺守成)と
共同で開発している体操競技の採点支援システムが、このたびCEATEC AWARD 2019において、CEATEC AWARD
審査委員会による厳正な審査の結果、最高位の賞となる「総務大臣賞」を受賞しました。
本賞は、社会と経済活動の効率化や高付加価値化に貢献する情報通信ネットワークの利活用やICT技術に対して授与されるものです。
CEATEC AWARD「総務大臣賞」について
CEATEC AWARDの「総務大臣賞」は、CEATEC AWARDにおいて、IoT/ビッグデータ時代における情報通信・
ネットワーク・データ・AI技術・IoT技術の高度利活用やそれらによるサービスの提供、AIネットワーク化や
地域社会におけるIoT利用など、CPS/IoT社会の進展とSociety5.0(超スマート社会)の実現による豊かな暮らしと社会、
経済活動の効率化や高付加価値化の促進に最も貢献すると評価される案件、技術、製品、サービス、
またはそれを支えるソフトウェア、アプリケーション、部品・デバイスに対して授与されるものです。
受賞理由について
体操競技における「3Dセンシング/AIによる自動採点システム」が、審判の判定のサポートのみならず、
トレーニングでの利用や視聴者向けコンテンツなどへの応用も進めていることに加え、AIの実用的な利活用への
活路を開いた点、健康増進分野やヘルスケア分野へと適用を拡大していくことにより、SDGsの目標3
「すべての人に健康と福祉を」の達成に向け、多方面での活用ができる点などが高く評価され、受賞に至りました。
採点支援システムの概要
当社と株式会社富士通研究所(注1)が開発した採点支援システムは、体操競技において、3DセンサーとAIを活用し、
競技者の動作をセンシングし数値データとして分析します。演技の技をシステム画面上に3Dで表現し、
様々な角度からの閲覧を可能とすることで、公正かつ正確な採点を支援します。
https://www.asahi.com/and_M/pressrelease/pre_6448532/