米大使公邸に親北大学生団体が乱入、韓国警察は傍観
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/19/2019101980015.html
警察「対応したらデモ隊がけがする」…阻止せず1時間近く放置
外国公館の保護は国家の義務
18日、親北朝鮮団体メンバーの男女17人が米国大使公邸の塀を乗り越えて侵入した。一行は大使一家が生活している公邸の建物の玄関前を占拠し、1時間以上も反米デモを繰り広げた。
当時、ハリー・ハリス駐韓米国大使とその家族は公邸を空けていた。政治的目的の米大使公邸乱入は、1989年に起きた
全大協(全国大学生代表者協議会)の占拠・立てこもり事件以来、およそ30年ぶりだ。
ソウル・南大門警察署は18日、「韓国大学生進歩連合(以下『大進連』)メンバー19人を、米国大使公邸に侵入した容疑など
(共同住居侵入、『集会および示威に関する法律』違反など)により現場で全員逮捕した」と発表した。
大進連は今夏、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長を称賛する大会をソウルで開いた団体だ。
大使公邸はウィーン条約に基づき、韓国警察が保護すべき「特別な義務」を有している。
しかし現場警備に立っていた義務警察(兵役の代わりに警察で勤務する警察官)は、デモ隊の乱入を積極的に阻止することはなかった。
(略)