大手食品メーカーの「キユーピー」はイタリアで製造され、国内で販売したパスタソースにゴム製の異物が混入したとして、8万個余りを自主回収すると発表しました。
会社によりますと、混入した異物に毒性はなく、今のところ、健康被害の訴えは寄せられていないということです。
自主回収するのは、キユーピーが販売するパスタソース「アレンジプラス」シリーズの「トマト&マスカルポーネソース」、
「トマト&ガーリックソース」、「トマト&バジルソース」の3つの商品、合わせて8万3664個です。
会社によりますと、この商品はイタリアのメーカーに製造を委託していますが、今月上旬に行われた社内の試食会で、異物が混入しているのが見つかりました。
詳しく調べた結果、異物は製造ラインで使用されているゴム製の部品の一部だとわかり、自主回収を決めたということです。
問題の商品は、ことし8月から23日までに、関東や関西、東海地方の18の都府県で販売されましたが、
会社によりますと混入した異物に毒性はなく、今のところ健康被害の訴えは寄せられていないということです。
キユーピーは「ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後は品質管理をさらに強化し再発防止に努めます」としています。
問い合わせは「キユーピーお客様相談室」0120−811−399で午前9時から午後5時半まで受け付けています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191023/k10012145481000.html