米軍、核兵器のシステムでフロッピーディスクを使うのをやめる予定。え、フロッピーディスク?
https://www.gizmodo.jp/2019/10/u-s-military-will-stop-using-floppy-discs.html
8インチのフロッピーからSSDへ超進化。
アメリカで核兵器を管理するシステムは、旧式のコンピューターに頼っています。ですが国防総省は、古い技術の少なくとも一部…フロッピーディスク・ストレージ・システムをアップデートしようとしているのだそうです。
IBM Series/1
2014年に書かれた60 MINUTESの記事では、核管制センターの内部について触れられており、そこで大統領から核発射命令を受けるコンピューターが、半世紀近く前に発明された8インチのフロッピーディスクを使っていることが明らかになったのでした。
防衛系テック情報を扱うサイトC4ISRNETの報告では、核管制センターに緊急行動メッセージを送信する通信インフラである、戦略自動指揮統制システム(SACCS)が、フロッピーディスクを廃止しつつある、とあります。
第595戦略通信飛行隊司令官のジェイソン・ロッシ中佐はC4ISRNETに対し、SACCSは「高セキュリティーのソリッド・ステート・デジタル・ストレージ・ソリューション」にアップグレードされる、と話してます。
戦略通信部は、これについて米Gizmodoからのコメントにまだ返信がないままでいます。
C4ISRNETが指摘しているように、政府監査院は2016年に、SACCSは1970年代のIBM Series/1コンピューター上で稼働しており、国防総省は「2017年会計年度末までにデータ保存解決策、ポート拡張プロセッサー、携帯端末、そしてデスクトップ端末を更新する」計画だと伝えています。