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【AFP=時事】ロシアの警察当局は2日、子どもたちが性的少数者(LGBT)やその他の性的マイノリティーの人々と会話する様子を撮影した複数の動画が
インターネット上に投稿されたことについて、「性的暴行」の疑いで捜査を始めたと明らかにした。
現地メディアの報道によると、動画が投稿されたのは「リアルトーク」という名のユーチューブ(YouTube)チャンネル。
動画には14歳未満の子どもたちが同性愛者、トランスベスタイト(異性装者)、元ポルノ女優、低身長症の女性にインタビューする様子が収められていた。
動画は昨年の12月以降に投稿され、現在は削除されている。
調査委員会は「捜査当局が動画撮影の責任者に事情聴取した」との声明を発表し、被害者らの身元特定を進めていると明らかにするとともに、
動画には「未成年者が成人とさまざまな性的な事柄について話している」様子が含まれており、内容の一部は「有害な情報」だと指摘した。
ロシアでは性的暴行を犯した者には禁錮12〜20年の刑が科される。
ニュースサイト「メドゥーザ(Meduza)」によると、自身をゲイだと紹介した男性が子どもたちに同性愛について何を知っているか尋ね、同性愛が正常なものであると説明している様子も動画に収められていた。
また子どもたちは男性に対し、どのように自身の性的指向に気付いたのか、子育てをしたいかどうか質問していた。
ロシアでは2013年、同性愛の宣伝を禁止された法律が制定され、「未成年者に対する非伝統的な生活様式の宣伝」が禁じられており、LGBTの活動は実質的に違法となっている。【翻訳編集】 AFPBB News
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