焼失した首里城の再建に向けた募金を装った詐欺とみられるメールが一斉に送信されていることが7日までに分かった。
沖縄県警や消費生活センターでは現在被害を確認していないが、注意を呼び掛けている。
携帯電話会社からの連絡を装い「首里城再建支援金の受け付けを2019年11月6日より開始しましたのでお知らせします。
またお客さまの10月度ご利用請求額の3桁を支援金として寄付させて頂ければと存じます」などと書かれている。
URLが添付され、クリックすると別のサイトに誘導される。
携帯電話会社は「そのようなメッセージは一切出していない」として、利用者に注意喚起している。
一方、菅義偉官房長官は7日の記者会見で、火災で正殿などが焼失した首里城の再建支援を巡り、全国に広がる寄付の動きにつけ込んだ詐欺行為に巻き込まれないよう注意を呼び掛けた。「取り締まりをしっかり行い、注意喚起をしたい」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1022007.html