野党4党 「桜を見る会」追及チームを「本部」に格上げ
2019年11月14日 17時01分
総理大臣主催の「桜を見る会」について、立憲民主党など野党4党は、追及チームを「本部」に格上げして招待者の基準などについて徹底的に調査するとともに、安倍総理大臣に対して引き続き、国会で説明責任を果たすよう求める方針を確認しました。
総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党の国会対策委員長が会談し、今後の対応を協議しました。
そして、野党側が合同で立ち上げた追及チームの体制を強化して「本部」に格上げし、所属するすべての国会議員に参加を呼びかけることを決めました。
本部では、招待者の基準のほか、安倍総理大臣の地元の事務所の役割や、前日夜に東京都内で開かれていた後援会の懇親会の会計処理などについて、それぞれチームを設けて徹底的に調査し、現地への視察なども検討するとしています。
さらに会談では、安倍総理大臣から直接説明を聞く必要があるとして、引き続き、衆参両院の予算委員会で集中審議を行うよう求める方針を確認しました。
立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「安倍総理大臣が、自身の判断でやめたと言って臭いものにふたをするという態度が許せない。地元の事務所が関与したことは明らかで、国会での説明責任を果たすべきだ」と述べました。