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韓国に駐留するアメリカ軍の来年の経費をめぐる米韓両政府の3回目の協議は、18日からソウルで
行われていましたが、双方の立場の隔たりが大きく、予定を切り上げて終了しました。韓国メディアは、
協議が決裂したとして年内の妥結は難しくなったと伝えています。
韓国に駐留するアメリカ軍の来年の経費をめぐり、米韓両政府は18日から2日間の日程で3回目の協議を
ソウルで行いました。
しかし、双方の立場の隔たりは大きく、19日夕方までの予定を切り上げ午前中に終了しました。
アメリカ側の代表は声明を発表し「残念ながら韓国側の提案はわれわれの公正かつ公平な負担の要求に
応えるものではなかった。韓国側に考え直す時間を与えるため協議を切り上げた」と述べました。
一方、韓国側の代表も記者会見し「アメリカ側は新たな項目を盛り込むなどして分担金を大幅に
増額すべきだという立場で、われわれは互いに受け入れ可能な分担であるべきだという立場だった」と説明しました。
アメリカのエスパー国防長官は今月15日、米韓国防相会談のあとの記者会見で、「韓国は豊かな国であり、
もっと多く支払うことができる」と述べ、韓国が負担の増加に応じるよう求めていました。
韓国メディアは、アメリカ政府が現在の5倍以上、日本円で年間5400億円余りを負担するよう要求しており、
次の協議の日程も決められないまま協議が決裂したとして年内の妥結は難しくなったと伝えています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191119/k10012182931000.html