釧路市では事故が相次いでいます。運転手らは原因として「まぶしかった」と口をそろえています。
佐藤裕樹記者「事故の発生時刻と同じ午前6時半です。 車が進行した方向に太陽が昇っています。まぶしくて見通しが悪い状況です」
18日午前6時半ごろ、釧路市桜ケ岡の道路を横断していた95歳の女性が乗用車にはねられ意識不明の重体に。運転していた63歳の男は警察の調べに「太陽がまぶしかった」と話したといいます。
この事故現場付近、日中は見通しが良く、信号機をはっきりと確認できます。しかし日の出直後の時間は、信号機が太陽とかぶって見えにくくなっています。
太陽の日差しが原因とみられる事故は21日にも…。午前8時ごろ、釧路市内の横断歩道で小学2年生の男子児童2人が登校中に乗用車にはねられました。
運転手の42歳の男もその理由を「まぶしかった」と話しています。
釧路では今週だけで太陽の日差しが原因とみられる事故が少なくとも3件相次いでいます。
警察は、対策としてサングラスやサンバイザーを活用し事故を防いでほしいとしています。
釧路警察署交通第一課 米田雅史課長「まぶしい時間が多いが、まぶしかったでは済まされない。スピードダウンをお願いしたい」
世界三大夕日のひとつといわれる釧路。太陽の日差しが原因の事故は朝だけでなく夕方も報告されている。夕日のまぶしさにも注意が必要だ。
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